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投稿日2025.12.19

育児休業を取得した男性社員の声 -仕事と家庭、どちらも大切にできる職場へ-

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こんにちは!Kです。



師走も半ばを迎え、寒さが一段と厳しくなってきました。
街では年末に向けた慌ただしさも感じられる時期ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

空気が乾燥し、感染症が流行しやすい季節でもあります。
手洗いやうがい、加湿などを心がけ、体調管理には十分ご留意ください。





本日は、第一子の誕生をきっかけに、今年度育児休業を取得した男性社員(Nさん)についてご紹介します。

育児休業を取得するまでの思いや、実際に取得して感じたことなどを伺いました。






■ 育休取得のきっかけは「今しかない時間を大切にしたい」

―― 育児休業を取得しようと思ったきっかけを教えてください。

一番は、息子の成長を妻と一緒に見届けたかったからです。

新生児から乳児期は本当にあっという間で、「その時期は、その時にしか一緒に過ごせない」と強く感じ、育休の取得を決めました。



■ 不安だった引き継ぎ。結果的に“組織力”の強化につながった

―― 取得前に不安はありましたか?

仕事を合計4か月空けることになるため、引き継ぎがうまくいくかは正直不安でした。

そこで、以下の点について準備を進めました。

・業務マニュアルを新たに作成

・状況に応じて複数名が対応できる体制の構築

これまで一人で対応していた業務も、現在では複数名が同じ業務を担える体制が整いました。



■安心して育児に向き合えた理由

―― 会社や上司の対応で印象に残っていることはありますか?

会社側の配慮もあり、育児に専念することができました。

それも、

・引き継ぎがしっかりできていたこと

・一緒に働く仲間のサポートや会社側が気遣ってくれたこと

この2点が大きかったと思います。



―― 周囲の反応はいかがでしたか?

「どうすれば業務が滞らないか」を中心に、育休取得に向けて考えてもらえたのが印象的でした。
取得に対して否定的な空気は一切ありませんでした。



■ 復帰に向けた、段階的なコミュニケーション

―― 復帰前日はどんな気持ちでしたか?

一日中一緒にいた息子と離れる寂しさを感じましたが、家族を支える大黒柱として、

より一層頑張ろうという気持ちが強くありました。



―― 復帰に向けての会社とのやり取りは?

復帰する1か月前、1週間前、そして前日と、直属の上司と段階的に連絡を取り、

仕事と家庭の状況を共有していました。



■ 復帰後も、無理のない働き方を意識

―― 仕事と家庭の両立で工夫していることは?

業務前に段取りを組み、「今日はここまでやる」という目標を立てて仕事をしています。
そして、定時で帰れるよう意識しています。



■ これからについて

―― 今後のキャリアの展望について教えてください。

今の業務だけでなく、新しい領域にも挑戦し、家族を支えられるようステップアップしていきたいです。



――最後に。育休を通して、感じたことを教えてください。

育児休業を通じて、子育ての大変さや、家族で支え合うことの大切さを改めて実感することができました。
この経験が、仕事への責任感や成長意欲にもつながっていると感じています。

子どもの成長は本当にあっという間です。
その最初の瞬間に立ち会えたことは、私にとって、かけがえのない経験になりました。









インタビューを通じて、Nさんの仕事に対する真摯な姿勢と、ご家族への深い愛情を感じることができました。



特に印象的だったのは、早い段階で上司に相談し、自身が不在でも業務が滞らないよう、
マニュアルの作成やスケジュール管理、情報共有を徹底していた点です。
また、周囲の同僚による業務フォローがあったからこそ、安心して育休を取得することができたのだと思います。



当社では、部門や職種、役職に関わらず、育児休業を取得できる環境づくりを進めています。
今年度は、Nさんを含め、合計3名の男性社員が育児休業を取得しました(男性の育児休業取得率100%)。



今後も、一人ひとりのライフステージに寄り添いながら、安心して働き続けられる職場環境づくりに取り組んでまいります。