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投稿日2025.08.08

墜落制止用器具(フルハーネス型安全帯)に関する特別教育

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こんにちは!Kです。



8月に入り、厳しい暑さが続いています。




東京都心では連日35℃前後の猛暑日が観測され、日差しの強さに加えて湿度も高く、体力を消耗しやすい日々が続いています。熱中症を防ぐには、水分補給はもちろんのこと、日々の食事も非常に重要な対策の一つです。



以下の3点を意識し、暑さに負けない身体づくりを心がけましょう。

水分の多い夏野菜良質なタンパク質適度な塩分補給を意識すること

②胃腸が冷えて体力が低下しないよう、冷たいものの摂りすぎに注意すること

③1日3食、バランスの取れた食事をしっかりと摂ること





さて今回は、先日実施した「墜落制止用器具に関する特別教育」についてご紹介します。



■ 墜落制止用器具が必要な作業とは?

2019年の労働安全衛生法令の改正により、以下の条件下での高所作業ではフルハーネス型の使用が原則となり、特別教育の受講が必要となりました。

高さが2メートル以上

作業床が設置されていない、または手すりなどの墜落防止措置がない作業場所



具体的には、当社の業務で該当するケースとして

・足場の組立・解体作業

・屋根や外壁補修工事   などが挙げられます。



さらに、高さ6.75メートル以上(建設業では5メートル以上)の作業では、胴ベルト型安全帯の使用は禁止され、フルハーネス型の着用が完全義務となっています。



■ なぜフルハーネス型なのか?

従来の胴ベルト型安全帯は、万が一の墜落時に腰部や内臓への衝撃が集中するリスクがあり、重大な事故につながる恐れがあります。

一方、フルハーネス型安全帯は、肩・腰・太ももなど複数箇所で身体を支える構造となっており、墜落時の衝撃を全身に分散させることができるため、安全性が飛躍的に向上します。



【装着画像】







講習当日は、実際に装着しながら、正しい使用方法や墜落防止措置のポイントについて学びました。













当社では今後も、安全衛生に関する教育や取り組みを継続的に実施し、社員のスキルと知識アップ向上を目指して一人ひとりが安心して働ける現場づくりを推進してまいります。





正しい知識と高い意識を持ち、日々の安全管理に取り組んでまいります。